偶然の確率

某レコード会社大型新人なんとかドアの歌に「偶然の確率」という曲がある。
何か、ちょっと考えてみると良く意味が分からない。

「偶然の確率」

〜の確率と言っているから、〜の部分の起こる割合とか度合いって意味なんだと思うけど。「偶然」って何なんだろうか?こんな話をふくむらで一時間くらい時間をつぶしてしまった。

しょうがないので家に帰って調べてみると偶然とは以下のようにwikipediaにのっていた

概要

偶然という言葉は、事前に意図しない結果が生じた場合において、「思いもよらなかった(思いがけず、図らず)」という意味や、「〜するつもりは無かったのに」という意味でも用いられる。また、偶然は、必然性の欠如によって定義されることから、必然性の解釈次第で、多様な意味をもつ。

偶然は限定的な条件での用法と、絶対的な条件での用法がある。考えていた、あるいは知りえたなどの当面問題になっている諸条件の範囲内で、そうした諸条件によって起きることが予め決まってはいなかった、起こらないこともありえたという意味の場合は前者であり、そもそも事柄の本質として起こらないこともありえた、というのが絶対的な用法である。後者の意味の偶然がありうるかどうかが、あらゆる事象が必然的に生起しているはず だとする決定論との関わりで問題となる。この点、偶然であるように見えても、少なくとも全知者に対しては偶然ではない場合も考えうる。


偶然 - Wikipedia

やっぱよく分からない、そもそも確率と言うモノが「偶然」性という確率的な事象を記述するモノである。偶然というのはそのものの性質であって、事象、物事をさすことばではないと思う。

つまり日本語がおかしいんじゃない?ってのが結論。


また、この「偶然の確率」には歌詞中にパラドックスがあるという言及をネット中で見つけた。

歌詞の中の「絶対なんて誰もいい切れない」という部分に自己言及のパラドックスがあると言うことだが、詳しくは上のページを。

まあ、音楽というのはこういうものなんでしょう。